先日、某大学にて吃音に関する研究の被験者をしてきました。
実験自体はとても簡単な実験で、
1時間程度で終わりました。
実験に参加したついでに、
昨今の吃音の研究について教えて頂いてきました。
吃音の研究は近年、
徐々に加速してきている印象を受けています。
アメリカに比べると日本は遅れていますが、
研究者も増えてきているのではないでしょうか。
吃音が治る事に超した事は無いと多くの吃音者が考えていると思います。
そのため、一日でも早く吃音の原因究明がなされ、
治療方法が確立されることを望みます。
意地悪な事を言うと、
原因が分かり治療出来ないことが証明されてしまうかも知れませんが・・・
吃音の研究をしている方々をみるとうらやましくなる時があります。
吃音に関する仕事が出来ているからです。
それは、吃音を肯定出来る近道でもあるように感じます。
もちろん、吃音者は吃音研究でしか活躍出来ない訳ではありません。
私は、「吃音があっても吃音の無い人と同じように仕事ができる。」
という事を身近に感じられる存在でありたいと考えています。
そう思えるようになってから、
「吃音のある子ども達の為にしんどくても頑張ろう!」
と自分を奮い立たせる事が出来るようになりました。
仕事の結果でも内容でもなく、
働く事で誰かの役に立てる。
これは吃音をバックグラウンドにもつ自分の、
武器になるのではないかと思っています。
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